ずっと前から画面キャプチャ&編集にはSnagitを使っています。キャプチャした画像の編集は、Snagit Editorを使うことになるのですが、このSnagit EditorのRecentトレイに多くの画像ファイルを表示させる方法を紹介したいと思います。
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Snagit EditorのRecentトレイ
下の画像のように、Snagit Editorの画面下にあるRecentトレイ
には、直前にキャプチャした画像が表示されます。

Adobe Lightroomのように、このRecentトレイから編集したい画像を選択できるのですが、Snagit EditorではRecentに表示できる最大ファイル数は15個までになっています。
そのため、画像のキャプチャ数が15個を超えると、わざわざLibraryからファイルを選んで編集…という操作の繰り返しになります。Adobe Lightroomみたいに、開いているフォルダ全ての画像を表示できれば良いのですが、残念ながら、そのような仕組みにはなっていません。
では、15個より多くの画像をRecentトレイに表示できないのか…というと、そんなことはありません。実は、15個以上の画像も、Recentトレイに読み込んで編集が可能になります。
Recentトレイに15個以上の画像を読み込む
次の手順で、Recentトレイに15個以上の画像を読み込んで編集できるようになります。
- Library画面で編集したい画像を全て選択
- Enterキーを押して開く
- Recentトレイに選択した画像が全て読み込まれる
実際の手順
まずは、Library画面に切り替えて、編集したい画像を全て選択します。
画像選択は、キャプチャした日付やタグ、アプリケーションなどから検索できるようになっているので、簡単に対象の画面を見つけられると思います。
編集したいファイルを全て選択したら、Enterキーを押してファイルを開きます。

ファイルを開くと、選択した画像が全てRecentトレイに表示されます。

Recentトレイの設定
Snagit Editor Preferencesから、通常時にRecentトレイに表示する最大ファイル数や、Snagit Editorを閉じたときにRecentトレイの内容をクリアするかどうかを設定できます。
Remove all items from the Tray when closing Editor
にチェックを入れておくと、エディタを閉じたときにRecentトレイがクリアされるので、好みに応じて設定してみてください。(Recentトレイがクリアされるだけで、キャプチャした画像自体が削除されるわけではありません)

Snagit Editorの考え方?
どうして、このような仕様になっているのか分かりませんが、Snagit EditorのRecentトレイは、次のように考えると分かりやすいかもしれません。
- Recentトレイは一時的に利用するワーク領域のようなもの
- 過去のファイルを照会するエクスプローラーのような機能ではない(ここを勘違いしやすい)
- 基本的には次のワークフローで編集(すると良い感じになる)
おすすめのワークフロー
- とりあえずSnagitで画面をキャプチャしていく
- キャプチャが終わったらLibraryで編集したい画像を全て選択
- 選択した画像をEnterを押して全てRecentトレイに読み込み
- Recentトレイから画像を選んで編集